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【お客様の声】株式会社デルタ様

代表取締役 長谷川 承樹様(写真左)、取締役 長谷川 奏太様(写真右)にインタビューさせて頂きました。

御社の事業内容について教えて下さい

私は、縁あって樹脂業界の会社に就職した後、1988年に当社を設立し、現在に至るまで36年にわたって樹脂業界に身を置いています。

当社では、生産設備・生産金型・製品といった樹脂関連業務を行っており、具体的には、自動車部品や空調機器部品、医療・介護用品まで非常に多岐にわたる製品を取り扱っています。

一見しただけではよく分からない商品を製造しているのですが、実際に車や設備をみながら紹介すると、「あっ!あの部品を作られているんですね」といった反応をいただくことがよくあります。

実際に我々もそのとおりの反応をしてしまいました(笑)
お仕事をされるにあたって、心掛けておられることなどはありますか

当社は中堅企業ですが、取引先の多くは皆さん誰もが知っておられるような大企業です。こうした会社にご依頼いただけているのは、創業時から一つ一つ丁寧かつ誠実な仕事をしようと務めてきたことの結果であると自負しています。

金型は、物にもよりますが、制作に概ね3ヶ月程度かかるうえ、非常に精密に作製する必要があります。我々の仕事は、誤差は0.05mm、物によっては0.01mmの正確さが求められる職人技の世界です。取引先の求めるレベルに応えられるよう、常に高い志を持ち、ものづくりへの誇りを持って仕事をしています。

また、昔の話ですが、納期等の関係で21日間ほとんど寝ずに仕事に取り組んだこともあります。今ではこのようなことはなく、語り草になっていますが、取引先の企業からの要望に全力で応えようとする思いが積み重なって今があると思っています。

当法律事務所にご依頼いただくことになったきっかけを教えてください

親しくさせていただいている司法書士の先生から、同族会社の企業法務に強い事務所ということで千瑞穂法律事務所をご紹介いただきました。これまでお話したとおり、丁寧な仕事をしてきた結果、取引先には大変恵まれています。

その意味では取引先との関係でトラブルはほとんどないのですが、時代も変わってきていること、従業員も増えてきたこと、今や私だけの会社ではなく会社を守っていく必要があることなどを総合的に考慮して、多角的にサポートしていただけそうな法律事務所に顧問契約をお願いしました。

日頃の相談・依頼内容を教えて下さい

そうですね、私は本業に注力することを重視してきたため、株式の問題などを含め会社を守っていくという視点は少なかったように思います。そういった点について、弁護士さん目線でのアドバイスは助かっています。

また、従業員が増えてきたことや時代が変わってきたことなどから、人事労務に関してどのように対応すればよいのか悩む場面も増えてきました。こういった問題について、人事労務問題に詳しい加藤弁護士、桝井弁護士にアドバイスをもらえることは安心感があります。

顧問契約を締結いただいてよかった点、変化した点があればお聞かせください

昨今インターネットで検索すれば情報を集めることは可能ですが、やはり法律の専門家の意見をすぐに聞くことができるというのは経営者として非常に安心感があります。

問題が起こった際には事前に情報を集め下調べをしてから相談させてもらっているのですが、その対応方法に「問題がない」と加藤弁護士、桝井弁護士からコメントをもらえると自信を持って対応できるため、迅速かつ的確に判断が下せるようになったと思います。

弁護士の活用を考えておられる企業さまへのメッセージをお願いいたします

人手不足の状況が続いていることや時代が変わってきた結果、人事労務問題は企業にとって避けては通れない問題であると思います。こうした問題について対応を誤ると取り返しのつかない状況になることがあるため、専門家のサポートを受けられるようにしておくことは重要だと思います。

また、経営層や管理部門は当然のことであっても、現場の一担当者が予期せぬ形で法令違反をしてしまうということは意外とあるのではないかと思います。そこで、企業としては社内全体の知識をアップデートしつつ事業活動をしなければならないのですが、顧問弁護士によるサポートを受けながら現場の社員にも法的に正しい知識が行き届くようにしていくことが安定した会社経営につながるのではないかと思います。

デルタ様、インタビューにご協力いただきましてありがとうございました